タイの不動産、観光、起業、生活情報ブログ

タイで起業していくにあたり、お金もコネも人脈も語学力もない私が奮闘している中で得た情報を共有していきたいと思います。

タイ不動産

タイ不動産基礎中の基礎情報

 

もくじ

1.タイ不動産の種類

2.タイ不動産の全体数

3.タイ不動産賃貸

4.タイ不動産のペットについて

5.タイ不動産の良い方角

 

タイ不動産基礎知識

 

 

 

1.タイ不動産の種類


   アパートメント・・・建物一棟で一人のオーナーや一社が書類している物件
   サービスアパートメント・・・上記と同様だが、お部屋の掃除・洗濯・アイロンなど様々なサービスがついている。
   コンドミニアム・・・日本でいう分譲マンション。各部屋毎にオーナーが違う為、賃料にバラつきがある。

2.タイ不動産の全体数

タイの人口は約7000万人弱、首都バンコクの人口は約830万人と人口の増加をたどっています。

CBREは直近2年でミッドタウンとサブ・アーバンに10万戸のコンドミニアムが新規供給されると言っている。
バンコクにある総コンドミニアム戸数は約50万弱です。
なお、東京都内にあるマンションの総戸数は300万戸です。東京の人口は1300万人


3.タイ不動産賃貸


1.賃貸物件検索の流れ
①不動産会社に問い合わせ
②物件内覧
③予約金の支払い(予約金の支払いから2~4週間以内には契約が必要)
④契約

もしくは個人で歩いて探す方法もあるが、かなり労力がかかるので、あまりおすすめできない。


4.タイ不動産のペットについて


新築のコンドミニアムに関しては、大半の物件がペット不可です。
スクンビットエリアの古いアパートに関しては、ペット可の物件も多くあります。
詳しくはお問い合わせください。
こっそり飼っている方も多くいますが、退去時にデポジットが返ってこないや、修繕費用を追加で
払わなくいけなくなる等、トラブルが多くあります。

 

5.タイ不動産の良い方角


年中温かい気候の為、日当たりの悪い部屋が好まれ、
西向きや南向きの部屋は敬遠される傾向があります。

 

6.タイの不動産収納スペース


単身の居住者が多いタイでは、収納スペークが少ない事が多いです。

 

7.タイ不動産のバスタブ


タイ人はお風呂に入る習慣がない為、コンドミニアムの1Kタイプや1LDKタイプのお部屋ではバスタブなしの物件が
ほとんどです。バスタブありのお部屋は数が少ない為、賃料も相場より高くなります。

一戸建ての場合はバスタブ有りの物件も多い。

 

8.タイ不動産の管理や警備体制等


24時間警備員が在住。監視カメラが配置。
入り口に磁気カードで入居者のみ、建物内に入れるようにしている物件がほとんどです。
しかし警備員がしっかりと出入りをチェックしない場合もありますし、磁気カードはいくらでも複製可能です。
自己判断でしっかりと身の回りの物は管理しましょう。

一戸建ての場合は警備に不安あり。知り合いで直近で盗みに入られた友人がいます。

購入する場合、ムーバーン(住宅の集合体)にしましょう。

ムーバーンの入り口に警備員がいたり、周辺住民もいる為、比較的安心できます。

新築のムーバーンの場合は周辺住民もいない場合も多いので、そういった物件に住む場合、注意しましょう。

 

9.タイ不動産の周辺環境

 

タイ語の話せない外国人が住むのに最初が苦労するでしょう。
渋滞もいたるところであるので、スーパー(BIG Cやテスコルータス)やコンビニ(セブンイレブンやファミリーマート等)
が近くにあるかどうかは確認しましょう

 

10.タイ不動産に関する交通移動


バンコクは渋滞がひどいため、BTSやARL(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の近くの物件のほうが、
渋滞にはまらず、時間を有効活用できます。6時ー24時頃まで電車が動いているケースが多いです。

 

 

11.タイ不動産の売買


タイ不動産購入の流れ
まずはどういった物件を買いたいかが大切である。
新築もしくはプレビルド物件のコンドミニアムを買う場合は不動産仲介会社か各ディベロッパーに直接問い合わせしよう。
ただし、現時点でディベロッパー各社に日本人担当者がいない会社がほとんどなので、不動産仲介会社に
問い合わせしたほうが早いだろう。

中古のコンドミニアムの場合、バンコク、パタヤ、シラチャ、チェンマイなどの物件(200-300万バーツ以上)
のみ取扱う業者がいるが、100万バーツを切るような物件を探したい場合は自力で探すしかない。

基本的にはエリアと総額が大切である。郊外物件の場合はタイ人コネクションがないとまず購入
はやめたほうがいい。


タイ不動産売却の流れ
購入時と同様で、物件種別とエリア、総額による。


12.タイ不動産投資


プリセール物件とは?
開発会社が事前に開発・建設資金を集める為に、土地の購入の事前に行い企画、設計書を作り、
完成後の販売価格物件より大幅に安く販売する物件の事。
過去に販売された物件で5割から3倍など、タイでは大幅に値上がりした物件も多い。
アジアでは一般的な手法で、予約金3割完成時7割と支払いを行う為、
少額での投資が可能。完成前に売り抜ける事で、少額でも投資、利益確定ができる。
プリセール時にはディベロッパーの帳簿上で予約権利を売買する事となる。


13.タイ不動産の税金について

 

5月22日、タイ初の相続税導入を定めた相続税法案を可決
相続税は1億バーツを超えた部分に課税、税率は親、子孫が相続する場合は5%、それ以外は10%。官報記載から180日後に施行される。支払いは、2~3年の分割払いも可能です。

課税対象は不動産(住宅、土地)、証券(株式)、債権、預金、車両(自動車等)、その他金融資産等で海外資産には課税されない。現金、金、宝石・ジュエリー等は対象外


新しい法案では、贈り物や、毎年子や孫に与えられているものに生前贈与税を設けます。


資産価値が1,000万バーツ以上:5パーセント。最高税率35%の個人所得税の対象

固定資産税(土地家屋税)等 0%(個人所有のコンドミニアムは非課税)
相続税・・・現時点では非課税
売却益課税・・・家賃所得は非課税
譲渡所得は15%(100万バーツまで)
消費税 0%(対個人)


移転登記料
コンドミニアム、一軒家等は土地局の公示価格の2%(新築はデベとお客様で1%ずつ)

 

所得税
1、一般 税率表による
2、法人 1%

 

特別事業税
 1、不動産開発の事業者
 2、法人
 3、土地の登記後5年以内の転売
上記に当てはまる場合のみ土地・コンドミニアム・一軒家等の
契約上の売買金額または公示価格の多いほうの3.3%

 

印紙税 (カー アコーン サテーム)
契約上の売買金額または公示価格の多いほうの0.5%
ただし、特別事業税を払った場合は払う必要なし

 

維持費(共益費)
物件によるが、1㎡あたり40-50バーツが多い

 

海外送金
登記の際に、物件価格に相当する本人名義による外貨による海外送金が必要